#第3日目|a little 酒田 平成16年(2004)8月27日(金)天気:晴れ
鶴岡を発つ
今日で旅も3日目に突入です!
2日間お世話になった鶴岡を後にして、電車に乗り込みます。本当は、もうちょっと前の電車に乗りたかったのですが、前夜目覚ましをかけそびれて、ちょっと遅い時間帯の電車に乗ることになりました。
酒田方面に向かう途中、車窓の向こうは、相変わらず田園風景です。似非都会人と化してしまった私にとっては、とても心の安まる風景です。
とりあえず酒田到着
さて、とりあえず酒田駅に到着です。
本当は、直接本日の第一の目的地に向かいたかったのですが、何もなさそうな余目駅で2時間ほど時間をつぶさなければならなかったので、それなら・・ということで酒田まで足を延ばしました。
この駅に降り立ったのは初めてです。でも、駅を見たのは初めてではありません。詳しくは、下に書きますが、車の車内からこの駅を見た記憶がかすかに残っているのです。あれは・・・もう10年になるのか。
そんなことを思いながら、1時間ほどの時間つぶしのために、駅から歩いていけるところにある本間美術館に向かうことにします。
思い出のダイエー
駅から歩いて7〜8分、本間美術館近くにはダイエーがありました。このダイエー、約10年前に訪れています。
実は、約10年前に、酒田にある教習所で自動車免許を取得したのです。いわゆる合宿免許というやつで、泊まり込み20日弱で免許が取れました。当時は、まだ高速道路もありませんでした。
その合宿免許は、確か日曜日が休日でした。私は、現地で知り合った友人とともに、自転車で街を徘徊し、このダイエーも訪れているのです。建物は、だいぶボロくなっていましたが、未だ現役だったのが、とても嬉しかったなぁ・・。
本間美術館・別邸
本間美術館は、本間家旧別荘の「本館清遠閣」「池泉回遊式庭園鶴舞園」「(美術品を展示した)新館」で構成されています。時間の関係上、新館は明日にして、別荘を見に行くことにしました。
この旧別荘と庭園は、本間家四代光道が文化10年(1813)、庄内藩主酒井氏を領内巡視の折りに迎えるために築造したものです。別荘の方は、明治末、一部二階建てに改装され、大正14年昭和天皇も宿泊されています。
残念ながら、内部は撮影禁止なので、庭園「鶴舞園」から見た旧別荘「清遠閣」をご覧下さい。
車窓風景〜立川の風力発電
本間邸を辞した後、再び酒田駅に戻り、再び電車に乗ります。そして、一昨日やってきたルートを逆戻りする形で、電車は進みます。
途中、左の写真のような、風力発電機が何基も見られるところがありました。この辺りは立川町。風力発電では有名な町です。この辺りはいつも風が吹いているのか、風車は廻りっぱなしでした。
車窓風景〜最上川
電車はさらに内陸に進みます。
徐々に山が迫ってくると、左手には、ゆったりと流れる最上川が見えてきました。こうしてゆっくりと最上川を眺めるのは初めてかもしれません。(ゆっくりと言いつつも、電車は走ってますが)
最上川と言えば、三大急流の一つですが、そんな雰囲気は素振りも見せず、雄大な姿を見せていました。
古口駅に到着
そして、古口駅に到着です。
ここで降りたのは、私以外には若いカップル1組で、とても意外でした。と言うのも、写真に案内が書かれているように、この駅から歩いて10分ほどのところに最上川の川下り乗船場があるのです。あれだけ車内に人がいたのに、1人と1組の計3人というのが意外に思ってしまったのでした。
さて、歩いて乗船場へ向かいますよー。
乗船場に到着
古口駅から約10分。川下り乗船場に到着すると、予想に反してものすごい人が!そっかー・・みんな車で来ているのね。しかも、かなり立派な乗船場と化しており、これにも驚いてしまったのでした。
それでも、なんとかチケをゲットできました。ちょうどあと5分ほどで乗船です。なんともラッキー!
更新日:平成20年(2008)09月10日
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