日野宿の日野館甲州街道とは、五街道の一つで、甲州道中とも呼ばれています。江戸・日本橋を起点として、武蔵国(現東京都)・相模国(現神奈川県)・甲斐国(現山梨県)・信濃国(現長野県)を通過して、信濃国の下諏訪宿で中山道と合流している、約53里24町(約211キロ)の街道です。
そんな甲州街道、2002年9月21日(土)〜2003年11月23日(日)の間に、延べ9日かけて歩きました。
 
甲州街道マップ

きっかけ
犬目からの富士山甲州街道を歩き始めたきっかけ。甲州街道とは?



放浪日記
山口関所跡甲州街道を歩いた道中記です。かなり長文なのでお時間ある時に読んでみて下さい。その時の心情を中心につづってあります。



歴史探訪
七賢〜台ヶ原宿にて甲州街道沿いにある寺社・歴史的建造物、街並みなど甲州街道沿いの歴史を追って説明をしています。一緒に歴史の勉強をしてみませんか?



■参考資料
本今昔三道中独案内(今井金吾著 JTB出版事業局)【6,300円】オススメ
 東海道に比べ、甲州街道は資料の数が極端に少ないです。そのため、甲州街道を歩こうと思っている人は、みな同じ悩みを抱えているようです。その悩みを解決してくれる本が、2004年2月に復刊されました!それは「今昔三道中独案内」という本です。これは、今井金吾さんというその道の権威の方が書かれた本で、かつての旧道を地形図に落とし、さらに途中の史跡などを詳しく紹介しています。これがあれば、甲州街道歩きは事足りるでしょう。しかも、甲州街道のみならず、日光街道、奥州街道なども知ることができます。

本甲州街道を歩く−日本橋から小仏峠へ−(横山吉男著 東京新聞出版局)【絶版】
 著者が、甲州街道を歩いてもらうために書かれたと言っても過言ではない案内書です。街道マップに加え、道中の寺社や歴史関連物の説明が豊富です。街道歩きとともに、街道にまつわる歴史も学ぶことができます。上記の今昔道中独案内を手に入れるまでは、この本を参考にしながら歩いていました。
 この本は、残念ながら現在絶版ですが、図書館等によっては置いてあるかもしれません。なお、著者の横山さんは、その他東海道や日光街道の本も執筆されています。

本多摩の街道(上)(清水克悦・津波克明著 けやき出版)【1,575円】
 江戸・日本橋から相模国・相模湖までを辿った本で、1日でスポットを回れるような個々のストーリー立てになっています。地図付きも良いですが、寺社等の詳しい説明もついて勉強になります。甲州街道を歩いていない人でも、ちょっと散歩してみたいという人にもお勧めです。甲州街道に加えて、同書では青梅街道も扱っており、こちらも歩いてみたいところです。
 また、下巻も出ており、そちらでは五日市街道などを扱っています。
本 :本タイプ | オススメ :管理人オススメ 
 

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