#その3:与那国(上空編) 平成17年(2005)4月8日(金)天気:晴れ
与那国空港
与那国空港に着陸したのは、12時を少し過ぎたあたりでした。この空港は、現在石垣便が1日1往復(JTA)、那覇・石垣それぞれ火・水・金・日1往復(RAC)のみです。そのため、この時間に空港は人っ子一人いませんでした。
日頃忙しない羽田空港に見慣れていると、地方の空港に行った時、その空港規模と落ち着きに驚きますが、ここ与那国は、その最先端をいってました。
こういう空気、とても好きです。
小腹を満たします
お腹が空いてきましたが、食事をするところがありません。そのため、空港内のお店が開いていたので、そこで諸々購入して、小腹を満たすことに。左の写真は、かまぼこ。いわゆるさつま揚げみたいなもので、カジキを練って揚げたものです。激ウマ!右の写真は、サーターアンダギー。沖縄のドーナツですね。これも美味しいんですよー。これは、東京近辺でも、わしたショップとか、駅とかで開催される沖縄物産展等で購入出来ます。
浦野墓地群
さて、小腹も満たされたところで、島の人に同乗してもらって、島を上空から見ることに。
空港を飛び立つと、眼下に島が一面に拡がります。真下には、浦野墓地群が見えます(中央下)。ちなみに、方角は東。遠くの海面が、少し丸みがかって見えませんか?(=地球は丸い)
祖納集落
まずは西に向かって飛びます。と、眼下に見えてきたのは、島に3つある集落のうちの一つ・祖納集落です。ここに、与那国町役場などがあり、島の中心地でもあります。中央に見える浜は、ナンタ浜。
北牧場
やがて、眼下には切り立った崖に囲まれた台地が見えてきます。北牧場です。写真には見えませんが、ここには牛が放牧されています。
しかし、陸地に見える豊富な草原地帯に対して、切り立った崖下の青々とした海原・・・良い!!
久部良集落・漁港
さらに西に来ると、久部良集落と漁港が見えてきました。ここは、島内に3つある集落の一つで、漁港はカジキ漁に出かける船が出入りするところです。
西崎(いりざき)
久部良集落・漁港のすぐ先には、日本の最西端・西崎があります。この突端が、日本国の最西端なわけですよー。とても切り立った崖の上に、灯台が見えます。灯台も、日本最西端の灯台・・というわけですね。
しっかし、すっごい急峻な崖だなぁ。
比川集落
西崎を後にして、今度は島の南側を東に向かって飛びます。すると、見えてきたのは島内に3つある集落の一つ・比川集落です。と言っても、ちょっとわかりづらいと思います。
まず、写真中央のくぼんだ入り江(ビーチ)はカタブル浜、その右側のプールみたいなものは車海老養殖場、その奥に見えるのが比川集落です。ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケセットがあるところで、島南側唯一の集落でもあります。
海底遺跡(?)箇所
さらに東に向かって飛んでいきます。見えてきたのは、新川鼻(左側の写真の出っ張り)。この新川鼻断崖の下に、あの海底遺跡と呼ばれるものがあります。
水深5〜25mくらいの深さのところに、まるで人間の手で造られたかのようなものが見られるのです。ダイビングか、久部良漁港から出るグラスボートで見ることが出来ます。
ダイビングライセンス持ってないけど、潜って見てみたいーーーっ!
東崎(あがりさき)
さあ、いよいよ空中視察も終盤です。与那国到着前に見た半島が見えてきました。島の最東端の東崎です。撮影した状態のため、西崎より小さく見えますが、半島の大きさは同じくらいでしょう。灯台もあり、切り立った断崖・・西崎と似てますね。
正面から見てみると、なんとなく「与那国島」という船のように見えませんか?しかも、宇宙船・・・。
与那国空港に到着
ぐるっと島を1周して再び空港に戻ってきました。
さあ、これから陸上から島を散策しに行きます。
与那国散策は、あと2回分ありますよー。
更新日:平成20年(2008)08月11日
公開日:平成17年(2005)某月某日
トップページ>旅行記>与那国渡難旅行2005>その3:与那国(上空編)
Copyright©2001- Takayoshi Nagano. All Rights Reserved