#第2日目|白神山地その2 平成16年(2004)7月18日(日)天気:晴れ
なだらかな道をゆきます
「標高829.1mの高倉森を過ぎたから、あとは下りのみかな。」なんてことを思いつつ、なだらかになった道をゆきます。ここまで予想以上のきつい道(道がグシャグシャで)が続いたので、高低差のない道を歩いていると、フンフン鼻歌を歌いたくなってしまいます(実際歌った)。
ちなみに、他のサイトを拝見すると、高倉森からは岩木山がきれいに見えるようですが、とてもそんな雰囲気のところではなかったような・・・。
木を見上げてみます
ゆとりが出てきたので、写真撮影もぼちぼちと。
途中、コケの生えた大木があったので見上げながら撮影してみました。この旅の1ヶ月ほど前に、コケ好きの人と知り合いまして、この木を発見したので、思わずシャッターを切りました。なのに、あろうことかピンボケ・・。
このような木は、あちらこちらで見かけることができました。こういう木を見ていると、白神山地の歴史の長さをあらためて感じることができます。一長一短では為し得ない、自然の神秘です。
さらに尾根道をゆきます
同じような景色が続きます。こんな景色は、山ほど撮影しておりまして、そのうちの一部を掲載しているのです。なるべくよさげな写真を厳選して、少しでも白神山地の雰囲気を味わってもらえれば嬉しいです。
しかし、ホントに歩いていて気持ち良いよー
あと3.1km・・・だが
そうこうしているうちに、左の写真のような案内板に出会いました。津軽峠から歩いてきて2.5km。予想以上に歩いていました。
ゴール地点のアクアグリーンビレッジANMONまで、あと3.1km。まだまだ半分も歩いてきてないけど、今回のコースの最高地点・高倉森はすでに通過しているし、
「あとは歩きと景色を楽しむだけや」
と、甘い考えを持っていました・・・このときはまだ。
み、道が・・・
案内板を過ぎたあと、また山深いところを歩きます。
途中、右の写真のように道に草が覆い被さってきているところなどもあり、再び歩くのに苦労することになります。
自然をあなどってはいけません。
草深い道を抜けると、再び歩きやすい道に。そこで出逢った景色は、白神山地の真骨頂とも言って良いようなものでした。あまりに気持ちよかったので、たくさん深呼吸をして、都会で汚れた肺をきれいにしましたよ。でも、心は汚れていなかったので、そのまま。
再び巨木を撮影
途中、至る所に巨木が見られますが、気に入ったものだけ撮影していました。この巨木は、3枚撮影していたので、そのうち1枚を掲載。相変わらずピンボケってますが、フィーリングで感じ取ってください。
展望台に到着
展望台と呼ばれるところに到着しました。木の切り株ベンチなどが置いてあり、ここで休憩をとる人は多いようです。
ちなみに、標高的には、高倉森とさほど変わらないようで、第二の山頂という人もいるそうな。
ここは、久しぶりにひらけたところで、遠景も見ることができるところです。
ここで余裕をかまして水を一口。しかし、まさかこの先に難所が待ちかまえているとは予想だにしていませんでした。
更新日:平成20年(2008)08月27日
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