青梅街道は、江戸城築城のために使用する八王子石灰といわれた幕府御用の石灰を、産地である上成木村(青梅市)や下小曽木村(青梅市)から運搬するための道として整備されたのが始まりです。当時は、その石灰の産地から名をとり「成木街道」と通常呼ばれていたそうですが、現在は「青梅街道」と呼ぶのが一般的です。
青梅街道は、甲州街道との追分であり新宿追分と呼ばれる新宿三丁目交差点を基点として、中野宿、田無宿、青梅宿などの主要宿場を経由し、柳沢峠(その前は大菩薩峠)を越えて甲府に至る街道であり、この道程から「甲州裏街道」とも呼ばれています。
その青梅街道を、交通利便の関係などから、終着点を奥多摩湖に定めて、平成19年(2007)4月28日(土)から歩き始めました。【現在4日間歩き、奥多摩まで到達しています】
放浪日記
青梅街道を歩いた道中記です。かなりの長文なのでお時間ある時に読んでみて下さい。その時の心情を中心につづってあります。
- 第1日目:新宿追分−田無[歩行距離20.39km](平成19年(2007)4月28日)NEW!
- 第2日目:田無−箱根ヶ崎[歩行距離20.29km](平成19年(2007)11月3日)
- 第3日目:箱根ヶ崎−川井[歩行距離18.81km](平成19年(2007)11月17日)
- 第4日目:川井−奥多摩[歩行距離10.48km](平成20年(2008)4月26日)
参考資料
歴史の道調査報告書第三集 青梅街道(東京都教育委員会)
新旧・街道図会(吉野晃生●えと文)
【凡例】
:本タイプ
更新日:平成20年(2008)07月29日
公開日:平成20年(2008)07月29日
Copyright©2001- Takayoshi Nagano. All Rights Reserved