#第2日目|調布−西八王子 平成14年(2002)11月16日(土) 天気:曇り
■土方歳三資料館にて
|
すると、どうやら新撰組を愛する会(こんな感じの団体)というようなところが団体で日野周辺を見学しに来ているらしく、それで本来なら休みのところ、急遽資料館を開放したらしい。ところが、このときはそんな事情を知らない私と同じようにたまたま個人的に訪問しに来ていた数名は、訳がわからず入口付近で立ち往生してしまった。すると、館の職員らしき人が出てきて、「個人的に訪れたみなさんですか?今日は特別にいいですよ。ラッキーですね。」と言ってくれたので、遠慮せず入れさせてもらうことに。やったっ!!マジでラッキー! |
■石田寺にて参拝
|
■万願寺一里塚跡
|
一里塚を後にした私は、ひたすら甲州街道復帰を目指す。甲州街道からかなり外れたので、戻るのが大変だ。しかし、先ほどのことがかなりプラス効果となり、集中力は途切れることがなかった。途中、道ばたに居たネコを写真に収めつつ、ようやく甲州街道に復帰。 |
■日野館で食事(※現在は日野本陣) その後、特段大きな見所のないまま先を目指す。と、ぼちぼちかつての日野宿の中心地に近づいたようだ。すると、左手に『日野館』を発見。これは、先ほどの土方歳三の義兄の佐藤彦五郎氏の家屋だったところでもある。しかも、その建物前の現在駐車場として利用しているところには、かつて歳三や近藤勇、沖田総司などが剣術を磨いた『天然理心流道場』があったところなのだ!もう新撰組ファンには、たまらないスポットだろう。かくいう私も、ディープなファンではないが、司馬遼太郎氏、池波正太郎氏等の小説を読んで胸ときめかせた一人である。 |
まず、日野館の対面にあったとされる『問屋場の跡石碑』を写真に収めたあと、さっそく「日野館」の中へ。現在は、手打ちそば屋さんとなっており、堂々と家屋内部に入ることができるのだ!(追記:2004年1月よりおそば屋さんから「日野本陣」に変わりました。これまで非公開だった、奥の間(上段の間は火事にて焼失)等も見学することができます。ガイドさんが詳しく説明してくれます。(2004年1月訪問)) |
|
■見事に色づくイチョウ並木を堪能 日野館を後にした私は、西に向かって再び歩き始めた。この先、大きな見所はほとんどない。八王子のイチョウ並木が今日の最終目的地だ。しばらくは国道20号沿いの歩きが続くので、少し早歩き気味に歩く。 |
日野宿から約5キロ近く歩き、浅川という川にかかる橋を渡ると現在の八王子の中心部、そしてかつての八王子宿に入る。ここで、一旦甲州街道からはずれて、一里塚を見に行く。ほどなくして、一里塚の石碑を発見。これは、江戸から12番目の『竹の鼻一里塚跡』だ。写真に収めた後、ここまで無休憩ですっ飛ばしてきたので、一旦公園で足を休めることにする。公園内では、小さな子供達が寒い中遊んでいる。子供は風の子、いつの時代も変わらないんだなぁ・・。 |
■八王子宿(横山宿)をゆく そんなこんなで、商店街沿いを歩く。途中、珍しいお店を発見(下写真。残念ながら2003年10月に閉店・・・)したりして、こういう街道歩きもおつなものだと思いつつ先を急ぐ。 |
■本日の旅路終了
|
→第3日目 西八王子−上野原 |
歩数計 | 31,759歩+7,812歩(2003.03.02) |
カロリー | ???kcal |
距 離 | 21.35km + 4.69km(2003.03.02) |
時 間 | 8:19〜16:50 |
支 出 | 交通費|1,290円 飲食費|2,443円 その他|510円(入館料、万歩計代等) |
2002.11.28update
2007.03.26renewal
トップページ>甲州街道を歩く(甲州道中)>放浪日記>第2日目|調布−西八王子