日常日記


2003年01月04日:No.037新年のご挨拶
2003年01月11日:No.038街道名物
2003年01月29日:No.039無心
2003年02月08日:No.040武田信玄
2003年02月19日:No.041祝!2周年
2003年03月02日:No.042梅
2003年03月06日:No.043歩くこと=健康?
2003年03月10日:No.044梅その2
2003年03月31日:No.045放浪再開

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 2003年1月〜3月 

2003年1月4日:No.037新年のご挨拶
 新年明けましておめでとうございます。
 昨年中は、皆様方には大変お世話になり、かつ励まされ元気づけられて参りました。また、本年も引き続きよろしくお願いのほど申し上げます。

 と、いうわけで、年が明けて2003年です。街道を歩き始めたのが2001年の2月ですから、そろそろ2年が経とうとしていますが、皆様方の熱い声援(?)もあってか、順調に旅を続けております。そんな中、2002年は、6月に東海道を踏破し、9月に甲州街道を歩き始め、さらには脇街道の美濃路も踏破(10月)するなど、大変充実した年でもありました。
 今年は、引き続き甲州街道を歩いて踏破を目指すとともに、次の街道歩きの下準備もしていきたいと思っています。実は、今甲州街道を歩いている途中なのですが、次に歩きたいところはほぼ固まっています。でも、ちょっとマイナーな街道なので、資料がなかなか集まらないのが難点です(笑)しかも、甲州街道もまだまだ150キロくらい残っているのに(笑)<全体の1/3も歩いていません(笑)
 そんなこんなで、今年も昨年に引き続き頑張って更新を続けていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。

『東海道放浪記』管理人 たか


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2003年1月11日:No.038街道名物
 昨日の夜のことですが、テレビ東京系列で面白い番組が放映されていました。
 それは、パパイヤ鈴木さんとホンジャマカの石塚さんがメインパーソナリティの「debuya」という番組です。昨夜放映していた内容は、東海道五十三次の街道名物を食べようという企画がお正月に放映していて、それの未公開映像集みたいなものでした。お正月のも、昨夜のも最後の方しか見ていないので、これくらいしかわからないのですが、自分が歩いた景色がところどころ映っていたりして、なんだか嬉しかったです。
 番組を見ていて思ったのですが、今回は東海道だったのですが、東海道に限らず街道名物って多いんですよね。私は、東海道を歩いていた時は、あまりその土地の名物を食べたりしなかったので、今にしてちょっと後悔しています。だから、今歩いている甲州街道では、なるべくその土地のものを食べようと、なるべく食べる機会を設けようとしています。
 東海道や甲州街道に限らず、その土地その土地の名物や名産って必ずあると思うので、これに特化したサイトも面白いかもしれませんね。私のサイトと相互リンクを貼らせてもらっているももんがさんご夫婦のサイト(リンクページから飛べます)では、東海道沿いの甘い物をピックアップしてあって、かなり良い感じです。甘い物が好きな方は、是非行ってみてください。写真も掲載してありますよ。


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2003年1月29日:No.039無心
 今日、ある小説を読み終えました。それは、井上靖さんの「月光」という小説です。ストーリーはと言えば、一昔前の恋愛小説なのですが、時代背景をよぉく表していて、とても面白かったです。
 その小説の中で、とても印象に残るところがありました。街道歩きをしていなければ、見逃していたところでもあります。それは、その部分を引用しますと「人間、夢中で歩いていると、何も考えないものだ。歩くのに夢中になって、頭の方がお留守になる。(文春文庫「月光」p234より一部抜粋)」となっています。
 この文面の簡単な背景を申しますと、男性Eがヒロインに振られた時に口走ったもので、井上靖さんの言い回しが、とても的を得ているな〜と感じたのでした。

 やはり、自分自身で歩くことをしていると、この部分に共感するところはあります。しかし、逆に共感できないところもあります。確かに、歩くことだけに集中すると、他のことは目に入らなくなると思います。しかし、それも長くは続かず、「お腹が空いた」とか「疲れた」とか「足が痛い」とか体の面から感情が高まってきてしまうと思うのです。これは、街道を歩いている人、歩いたことがある人ならば、わかってもらえるような気持ちだと思うのです。つまり、無心になることは、なかなか難しいのかなと。
 とは言っても、ただ目的地を目指してひたすら歩くのと、途中色々と目を配りながら歩くのとは大きく違います。この小説の男性Eの場合は、振られたことから起こした行動であり、いわゆる街道歩きとは主旨が違うので、無心になってもおかしくない状況でしょう。
 と、通常ならなにげに読み飛ばしてしまうようなこんなところにも、つい目がいってしまうのでした(笑)


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2003年2月8日:No.040武田信玄
武田菱 先日、ものすごい事実を知ってしまいました。戦国時代の雄・武田信玄(晴信)の生年月日が、なんと私と同じ11月3日だったのです!!
 武田信玄とは、みなさんご存じの方も多いと思いますが、甲斐国(現在の山梨県)を中心として信濃(現在の長野県)、駿河、遠江(共に静岡県)、また現在の群馬や愛知県、岐阜県、神奈川県の一部と勢力を張っていた大名です。私は、色々な小説を読んでその偉大さに惹かれていきました。戦国時代で一番好きな大名を挙げろと言われれば、この男を挙げるでしょう。もしくは、朝鮮に出兵するまでの秀吉とか(笑)
 そんな信玄が、自分と同じ日に生まれたなんて、これは運命としか言いようがありません!だからどうしたと言われてしまえば、それまでなのですが、やっぱり嬉しいです(笑)今進行中の甲州街道を歩くきっかけも信玄でもあるし(→きっかけ)。
 そんな信玄に関する小説も何冊が出ています。私は、あまり読んだことがないのですが、お薦め本を3冊あげてみましょう(って、この3冊しか読んだことがないんだけど(笑))

■風林火山(井上靖)−私が初めて信玄関連で読んだ小説で、全1冊で読みやすいです。ただし、主人公は信玄ではなく、その部下であった山本勘助(この人物、本当に実在していたかどうか微妙です)。勘助が死ぬところまでなので、川中島の戦いで話は終わってしまうのが、ちょっと物足りないかも。

■武田信玄(新田次郎)−かつて、NHKの大河ドラマの原作ともなった小説で全4冊とボリュームもあります。私が一番影響を受けた小説であり、4冊というボリュームにもかかわらず、グイグイ引き込まれてしまいます。信玄入門書と言っても良いでしょう!

■夜の戦士(池波正太郎)−今読んでいる小説で全2冊です。この本に信玄の生年月日が書いてありました。池波氏独特の内容で、めちゃくちゃ面白いですが、井上氏の小説と同様に、主人公が架空の人物・丸子笹之助(忍者)となっています。でも、新田氏の小説とは違った解釈が斬新です。

 他にもあると思うんですが、この3冊はどれでもお薦めです。リアルな信玄像を求めなければ、小説から入るのが一番すんなりとけ込めるんじゃないかなぁ。
 これから甲州街道も、いよいよ信玄のかつての拠点であった甲府が近づいてきます。しばらくは仕事が忙しいので行けないかと思いますが、小説を読んで想いを馳せたいと思います。


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2003年2月19日:No.041祝!2周年
 2日過ぎてしまいましたが、今月17日、当ホームページも開設2周年を迎えることができました。
 開設当初は、ろくに更新もせずに、かつ容量の関係でホームページを2度も移転するなど、数々の困難がありましたが、今日まで続けてくることができました。これも、ひとえにここを訪れてくださっている皆様方のおかげだと感謝しております。本当に、いつもありがとうございます。その一言が、どれだけ心の支えになっていることか・・。
 街道歩きを始めてから、ホームページも立ち上げてたくさんの人にも「街道歩き」の良さ、そして楽しさを知ってもらおうと、急遽いそいそと資料を集めてみたり、どんな構成にしようかと日夜考えてみたり、時には今でもお世話になっている東海道BBSに投稿したり、それがあってここまで来ることができました。
 とは言っても、これが終わりではなく、これはまだ序の口でまだまだこれから更新を続けていくつもりです。よく私自身、私の掲示板(交流広場)で話をしていますが、なるべく多くの人に見やすいページ作りをコンセプトに、今後さらなる充実化を図っていきたいと思います。
 この時期は、仕事の関係で更新が滞っておりますが、時間を見つけて更新を続けていきたいと思っております故、今後とも引き続きよろしくお願い致します。


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2003年3月2日:No.042梅
旧甲州街道沿いに咲いていた梅です。春ですね〜♪ 昨日の荒天から一転して、今日は雲一つ無い快晴となりました。超久しぶりに仕事に行くことをやめた週末、家でたまった家事をこなしながら、のんびりしようと思っていましたが、あまりにも天気が良いので、午後からフラッと出かけることにしました。

 家を出た時間が遅かったので、以前万歩計を忘れてしまって、計測できなかった箇所があったので、そこを再度歩いてきました。区間は、調布から府中まで前回1時間半近くかけて歩いたところを、今回は1時間ちょっとで歩きました。途中、どこも立ち寄っていないし、前回は万歩計を探してウロウロしていたので、妥当な時間かなと。
 道中、ちょうど時期とあって、梅がきれいに咲いていました。そろそろ時期的に終わりかな〜と思っていたのですが、ところどころの個人宅内に咲いていました。上の写真は、その中の1枚です。この梅の後は、桜があって、桃もあってと段々と春が近づいてきているんですよね〜。甲州街道の続きも、今月には一度歩きに行きたいなーと思っています。


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2003年3月6日:No.043歩くこと=健康?
 今日は、まずビッグニュースから。
 日本最大手の情報検索サイト・Yahoo!JAPANに登録されました〜♪
 これを機にさらなるホームページの良質化を図っていきたいと思っています。引き続きご支援のほど、よろしくお願い致します。

 さて、本題に入りまして今日のお昼のこと。
 最近は、諸々の事情により、外食ではなく事務所で昼食を取る機会が増えました。なにげにみ○もんた氏が司会の某テレビ番組を見ていたら、面白いことを話していました。
 それは、「歩くことにより内臓脂肪を減らすことが出来る」というのです。その歩き方は「速く歩く」こと。その番組に出ていた先生らしき人曰く「通常は100歩/分であるが、もう少し速く120歩/分 くらいで歩く」ことを「速く歩く」と称しているらしいです。
 そして、「1日20分以上(途中休憩可)で最低でも3日に1回は行う」ことが条件のようですが、こんなんでホントに脂肪がなくなってくるのでしょうか?
 それならば、私の身体はもっとスリムになって良いはずなのに、その傾向が見られないのはどういうことでしょう?(笑)まぁおそらく継続することが大事なのだと思いますので、一日にたくさん歩いてもあまり無意味なんでしょうね。
 でも、こういうことが医学的(?)にも証明されてきたことにより、益々ウォーキングブームは活発になってくることかと思います。しかも、たくさんの主婦層が見ていると思われる、み○もんた氏のおもいっきり○テレビ・・すごいことになりそうな予感がします。


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2003年3月10日:No.044梅その2
湯河原梅林の梅。ちょうど満開でしたっ〜遠くに見えるは相模湾 今日は、とても天気の良い1日でしたが、それとともに風の強い日でもありました。春一番に限らず、春の時期は、風が強いものなのでしょうか。
 この日とは反対に、先週末はとても天気が良くて、かつ4月くらいの陽気じゃないかと思うほど、暖かい1日でした。

 こうした春の訪れは、陽気だけではなく、花の彩りを誘います。なので、ちょうど梅が見頃だということで、地元・神奈川県の湯河原梅林に行ってきました。湯河原梅林は、正式には、幕山公園というところに植わっている梅の林のことを指しています。
 意図したわけではありませんでしたが、私が訪れた時がちょうどピークだったみたいです。どこを見ても、梅・梅・梅でした!週末ということもあって、結構たくさんの人が訪れていましたが、それほど気にならず、これでもかというくらいに、梅林を堪能することができました。まだつぼみの木もありましたが、行こうと思っている方は、お早めにどうぞ〜♪ここは、めちゃくちゃお薦めです。
 交通手段として、駐車場もありますが、JR湯河原駅からバスも出ております。

 さて、こうした春の花を見ておりますと、三寒四温と言う言葉が脳裏をよぎります。こうやって徐々に春が訪れてくるんですよね。街道歩きの季節に最適な季節も徐々に近づいてきましたよー。春は、花の咲く時期・・秋の紅葉の時期とともに歩く楽しみを得やすい季節でもあります。散歩がてら、カメラを持って近場を散策してみると新たな発見があるかもしれませんね。


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2003年3月31日:No.045放浪再開
 前回の放浪から二ヶ月半、春訪れが感じられる3月末の最後の日曜日、久しぶりに甲州街道を歩いてきましたー。いや〜ホントに久しぶりでした。前回の放浪からろくに土日を休めなかったのですが、よく今回出かけたな<自分
笹子峠コースをゆく 今回は、甲州街道中、最難関と言っても過言ではない笹子峠越えがありました。それにも関わらず、ろくろく下調べもしないで出かけて・・遭難しないで良かったです、マジで。
 また、詳しいことは「放浪日記第五日目」に書きますが、峠越えをしている間、ほとんど人とすれ違わなかったんです。しかも、峠に雪は残っているし、変な人はいるし・・。
 ただ、やはり久しぶりの放浪だったのと、予想以上の暑さに、最後はバテバテでした。今からこんな状態だと、この先どうなるんでしょう。ただでさえ暑くなる甲府盆地・・・どうやら甲州街道を踏破するのは、秋以降になるような気がします。
 次に行ける日は、いつになるか全く見当つきませんが、そろそろ甲府盆地には桃の花が咲きます。できれば、これに合わせるように歩きに行きたいな〜と思っています。
 梅を見て、桜を見て、桃を見て・・春という季節が感じられる瞬間ですね!


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