#歴史探訪 台ヶ原宿〜教来石宿
甲州街道:台ヶ原宿〜教来石宿 |
台ヶ原宿 日本橋から数えて41番目の宿場です。 この辺りが「・・高く台盤の如し」なることから、台ヶ原という字(あざ)が生まれたと思われます。 現在は、七賢の北原家や金精軒等が目当ての観光客で賑わっていますが、一帯が「日本の街道百選」に選ばれていることもあって、七賢周辺以外でも、落ち着いた街並みを堪能することができます。 今来たところへ戻る△ |
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本陣屋敷跡 かつての本陣跡です。 今来たところへ戻る△ |
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七賢・北原家 寛永2年(1749)創業の名酒「七賢」を造っている北原家です。建物は築約160年の歴史を感じさせるたたずまいを見せており、店前の杉玉の大きさに驚かされます。 なお、店内では、お酒の試飲ができるとのこと。お酒好きにはたまらないですね。 今来たところへ戻る△ |
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金精軒 かつて旅籠だった金精軒は、現在和菓子屋になっており、「大吟醸粕てら」が人気です。七賢の大吟醸を絞った酒粕を入れて焼き上げたカステラは、果実のような香りがするそうです。 私が訪れた時は、人の多さに粕てら購入を断念しましたが、機会を見て再訪・購入したいものです。 (写真、逆光で見づらくてすみません) 今来たところへ戻る△ |
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高木氏宅 江戸時代、質屋を営んでいました。今井金吾氏の本によると、天正13年(1585)に建てられたものだそうですが、そこまで古い家屋には見えませんでしたが・・。 今来たところへ戻る△ |
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旅籠つるや 旅籠です。建物は新しめですが、なんとなく雰囲気がある旅館です。 今来たところへ戻る△ |
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自元寺 開基は、武田家家臣・馬場信房。その信房のお墓があるとのことですが、どれだか判明できませんでした。 今来たところへ戻る△ |
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道の駅はくしゅう かつて武田家家臣・馬場信房の邸宅があったところは、現在道の駅はくしゅうと化していました。天気の良い土曜日だったこともあり、駐車場は満車。賑わっていました。 なお、写っていませんが、写真右にスーパー・SPARが併設されています。 今来たところへ戻る△ |
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白須松原跡碑 平安時代頃(794年〜)から、この地にはすばらしい松林が約4kmに渡って続いており、白須松原として京にまで知られていました。しかし、昭和10年代(1935〜1945)につごうにより伐られてしまったそうです。その松原跡碑です。 しかし、「つごう」って・・・・? 今来たところへ戻る△ |
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宗良親王歌碑 鎌倉時代末期、日本は南北朝時代に突入しており、南朝・北朝ともに天皇を擁するという、天皇が2人在位していた時代でした。 南朝の征東将軍・宗良(むねなが)親王は、甲斐国の武将を味方につけようと、この地へやってきましたが、誰も味方をするものがおらず、松の陰で野宿し寂しく信濃国へ向かいました。その時に詠まれた歌が歌碑として建てられています。 今来たところへ戻る△ |
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2004.3.6update
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