#歴史探訪 甲府柳町宿〜韮崎宿


甲州街道:甲府柳町宿〜韮崎宿
甲府柳町宿〜往時の宿場町兼城下町は、山梨県随一の都市になっています。 甲府柳町宿
日本橋から数えて39番目の宿場です。
戦国時代の武田家は、甲府駅北部が中心でしたが、武田家滅亡後の徳川時代には、甲府駅南に甲府城がつくられ、甲府城を中心に城下町が発展し、甲州街道は城南を通過するようになりました。
往時の面影を残す枡形の道などは残っていますが、歴史を感じられるところはほとんどなく、近代的なビルが建ち並ぶなど、現在は山梨県随一の都市となっています。


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甲斐善光寺山門。国指定重要文化財です。 甲斐善光寺山門
甲斐善光寺の入り口部に位置する、大変立派な山門です。
宝暦4年(1754)に大火により本堂とともに焼失しましたが、明和4年(1766)に再建されました。
昭和30年(1955)に国指定重要文化財建造物となっています。


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甲斐善光寺 甲斐善光寺
武田信玄が開基となった甲斐善光寺は、上杉謙信との川中島の合戦の折、長野の善光寺の焼失を恐れ、本尊や諸仏寺宝類を奉遷したことに始まります。を戦渦の巻き込みから防ぐために造られました。
豪壮な七堂伽藍は、一度焼失してしまいましたが再建され、東日本最大級の伽藍として知られています。また、重要文化財、県指定文化財、甲府市指定文化財等文化財の宝庫でもあり、その一部は隣接する宝物館等で公開しています。


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甲府城跡 甲府城跡
武田家滅亡後、徳川家康は従来の武田家の躑躅ヶ崎館から、現在の甲府駅南に新しい城を築きました。
現在は、石垣等の復元が進んでおり、憩いの公園として住民に親しまれています。また夜には、ライトアップされています。


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武田信玄像。甲府駅前にどっしりと構えています 武田信玄像
甲府駅前南口に建てられている武田信玄像です。
武田信玄については、本当はもっと細身であったなどという話もありますが、やはりこうしてどっしり構えている姿が似合います。


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身延道石碑 身延道石碑
ここから南に向かって、身延へ向かう身延道が続いています。また、東海道の岩淵へ続いています。


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山梨県立美術館 山梨県立美術館
ミレーの作品70点を有するなど、バルビゾン派の画家達の作品が常設展示してあります。
2003年11月25日〜2004年3月31日まで美術館増築工事のため休館です。一部の作品は、隣接している山梨県立文学館で見ることができます。


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山梨県立文学館 山梨県立文学館
上記山梨県立美術館に隣接しています。
樋口一葉や飯田蛇笏等の山梨県出身者やゆかりの文学者の展示物を見ることができます。
今回は、時間の都合上館内に入らなかったので、また機会を見て訪れたいです。


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かつて、ここに三軒茶屋がありました 三軒茶屋跡
かつて茶屋があったところです。
現在は、コンビニ茶屋がありました。


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道標 道標
下の方がアスファルトで埋められています。「右市川駿」まで読めます。


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下今井の街並み 下今井の街並み
歴史のありそうな家屋の並ぶ地区です。


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輿石氏宅 輿石氏宅
輿石氏宅は、とても立派な造りの家屋です。


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天真山自性院 天真山自性院の石畳
明和2年(1765)以来の石畳だそうです。


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水上氏宅 水上氏宅
水上氏宅は、立派な長屋門を有しています。


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2004.2.18update


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