#歴史探訪 小原宿〜与瀬宿
甲州街道:小原宿〜与瀬宿 |
小原宿 日本橋から数えて14番目の宿場です。 小原宿は、隣宿の与瀬宿とともに、片継ぎの宿場であり、本陣1、脇本陣1、旅籠7の規模で、小仏峠を控えた宿場でした。 現在では、本陣が現存していたり、左の写真のように「甲州街道小原宿」と書いたものが立っていたり、地元の人を中心に「小原宿を考える会」を立ち上げるなど、積極的な取り組みが見られます。 今来たところへ戻る△ |
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小原宿本陣 神奈川県下にあった本陣26軒あった内、唯一現存している建造物です。18世紀後半から19世紀前半に建てられたと推定されています。 平成6年に町政40周年記念行事として行われた小原宿本陣祭は、現在では毎年11月3日に行われており、大名行列や本陣の見学、子文書の研究会や街並み再現など多彩な催しが行われています。 また、同建物は、平成8年に県の重要文化財に指定されました。 今来たところへ戻る△ |
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高札場 小原宿本陣前にあった高札場です。この場所にかつて高札場があったかどうかはわかりませんが、本陣前にあったことだけは事実のようです。 今来たところへ戻る△ |
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南無阿弥陀仏碑 この仏碑は、現在建てられている所より沢に下り、沢の向こう側に上る旧甲州街道沿いに建てられていたそうです。長い年月を経ているため、上部が欠損しています。 この仏碑は、相模川北岸地帯の村々に多く見られるそうです。 今来たところへ戻る△ |
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えんどう坂 国道20号沿いにある平野旅館のところを右折する登り道がかつての旧甲州街道ですが、この分岐点に「甲州道中はここを上って、中丸三叉路を経てえんどう坂を下り、桂北小学校前へ出ます」と書いた案内板がありまして、その案内板に記載されている坂が左の写真です。この坂に入る所は人しか通れない階段となっており、階段を下りたところから道が下っているので、これがえんどう坂だと思われます。 えんどう坂の由来は不明です。 今来たところへ戻る△ |
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2003.1.9update
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