東海道を歩く(東海道五十三次) / 歴史探訪


東海道:水口宿〜石部宿
水口宿〜水口城跡もある昔の城下町です 水口宿
東海道50番目の宿場です。
水口藩2万5千石の城下町として栄えましたが、宿場としての規模は比較的小さかったようです。
水口宿は、宿内で街道が三筋に分かれるのが特徴です。この三筋には商店街がありましたが、ちょっと廃れ気味だったかなぁ・・。
しかし、この街は比較的昔ながらの建物が見られます。

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東見附跡 東見附跡
東から来た時の水口宿の入り口に当たるところです。
「江戸口」とも呼ばれ、土居と木戸で囲まれ、宿場の防御的な施設ともなっていたそうです。

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本陣跡 本陣跡
水口宿内の本陣跡です。
この本陣跡があるあたりは、昔ながらの街並みが見られるところでもあります。

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高札場跡 高札場跡
水口宿の高札場跡です。復元されて宿内の分岐点にありました。(東海道は、この高札場の左の道を進みます。)

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問屋場跡 問屋場跡
水口宿内の問屋場跡です。今は石碑が残るのみです。

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水口城址〜お城はどこのお城を見ても良いっ! 水口城跡
水口城は、湧き水を利用した堀に水をたたえていたことから、別名「碧水城」と呼ばれていました。
明治維新以後、建物や石垣の大半は処分されましたが、将軍家宿館遺跡として保存整備され、角櫓を模した資料館も整備されています。
(→写真館

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水口神社 水口神社
水口曳山祭・水口神社の春祭りで市街地の町内から曳山が多数巡業します。
私が訪れた次の日が、そのお祭りの日に当たっていました。

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藤栄神社 藤栄神社
水口藩主加藤氏の祖・加藤嘉明を祭神とする神社です。

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巖谷一六旧居跡 巖谷一六旧居跡
巖谷一六氏の旧居跡です。
彼は、明治時代を代表する書家で、旧水口藩士でした。
水口町立歴史民俗資料館に併設して巖谷一六・小波記念室があります。

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蓬莱庭園〜とてもきれいな庭でしたぁ 蓬莱庭園(大池寺)
蓬莱庭園は、小堀遠州作と伝えられており、四季折々の美しさで有名です。
また、蓬莱庭園が大池寺は、ある奈良時代末期にここを訪れた行基が、4つの大きなため池「心字(しんじ)の池」を造り、その中央に本堂を建てたのが始まりと伝えられています。


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水口石 水口石
東海道に面した小坂町の曲がり角に伝えられる大石です。別名「力石」とも呼ばれます。
江戸時代から知られた大石と見えて、浮世絵絵師国芳が錦絵の題にとっています。

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真徳寺長屋門 真徳寺長屋門
この門は、もと水口城内に所在した家臣屋敷の長屋門を移したものです。
石高80〜60石程度の中士の格式を表すもので、一部に改造が見られるものの、旧城下に残る数少ない遺構です。

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水口林口一里塚跡 水口林口一里塚跡
江戸から数えて113番目の一里塚跡です。
この一里塚は、現在地よりやや南方にありましたが、水口城の郭内の整備に伴い、東海道が北側に付け替えられ、五十鈴神社の境内東端に移りました。

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泉一里塚跡 泉一里塚跡
江戸から数えて114番目の一里塚跡です。
当時のものは、現在地よりやや野洲川寄りにあったそうです。
この辺りで、街道ウォーカーの団体とぶつかりました。

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横田の常夜灯 横田の常夜灯
かつての「横田の渡し」が行われていた横田川(現在の野洲川)の渡し跡地に残る常夜灯です。
文政5年(1822)に建立されたもので、街道随一の大きさを誇るもので、写真では比較のものがないのでわかりづらいですが、3メートル以上はあると思います。
今では、ここから先東海道は途切れており、ちょっと迂回をしなければ向こう岸に渡れません。

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三雲常夜灯 三雲常夜灯
上の横田の常夜灯の反対岸に建つ常夜灯です。
現在の東海道のコースからはちょっと外れています。

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弘法杉 弘法杉
天井川の「大沙川」の堤の上にそびえる大杉で、樹齢750年と言われています。その昔、弘法大師がここを通りかかった時、眺めが良かったのでこの場所で昼食をとり、その時使った杉箸を堤に挿したところ、これが成長して大杉になったと伝えられています。
また、この杉に関しては、別の伝説も残っており、この辺りに住む子供が左手で箸を持った時に、この杉の木の枝で箸を作り使用させると自然と右で食べるようになったそうで、しかも、下の方の枝はたいてい切り取られていたそうです。
私自身左利きなので、これを見た時「なんだかなぁ〜」と思ってしまいました。左利きは悪いことじゃないですよー。

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北島酒造 北島酒造
地酒「柳川」で知られている造り酒屋です。文化2年(1805)創業の老舗です。
現在の看板商品は「御代榮(みよさかえ)」です。
甲西町を歩いていた時に、この外観を見て、とりあえず写真を撮りましたら、後日このような老舗であることを知ってビックリしました。

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2002.9.25update


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