#歴史探訪 黒野田宿〜駒飼宿
甲州街道:黒野田宿〜駒飼宿 |
黒野田宿 日本橋から数えて33番目の宿場です。 背後に笹子峠を控えていたこともあって、おそらく当時は多くの旅人で賑わったのではないでしょうか。 現在は、これと言った見所はありませんが、ところどころに昔ながらの家が点在していました。 今来たところへ戻る△ |
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笠懸地蔵 由来は不明ですが、宿場内の街道沿いにぽつねんと建てられていました。 ただし、創建安政2年(1858)と像に記載されているらしく、この辺りは村人の暮らしも決して楽ではなかったようで、そのため心のよりどころとして建てられたのでは・・とも推測されています。 今来たところへ戻る△ |
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本陣跡 宿場の西の外れにかつての本陣がありました。 左の写真に写る門を持っている家屋がかつての天野本陣だったと推測されます。 今来たところへ戻る△ |
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普明院 開基は天野景信という人物で、かつての遠州乾城主・天野影景連の子だとか。この景信は、上記の本陣の先祖だそうです。 今来たところへ戻る△ |
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一里塚跡 普明院の入口横に、日本橋から25里と書かれた一里塚?です。甲州街道沿いでは、あまり見かけないので、ここにかつての一里塚があったかどうかは不明です。 今来たところへ戻る△ |
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明治天皇御野立所跡 明治天皇が休憩したところだと思われます。ここは、三軒茶屋跡とも呼ばれ、かつては三軒の茶屋があったのでしょう。 今は、ベンチが2つと左の写真の石碑があるのみです。 今来たところへ戻る△ |
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矢立の杉 昔の武士が出陣にあたって、矢を杉の木に打ち立てて、武運を占ったところから、このような名が付きました。幹周りは14.8メートルで、内部は空洞となっています。 昭和35年(1950)に山梨県の天然記念物に指定されています。 (→写真館) 今来たところへ戻る△ |
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笹子隧道 かつての難所でもあった笹子峠の下にトンネルが出来たのは昭和13年(1938)3月でした。この国庫補助を投入されて完成されたトンネルは、昭和33年(1958)に新笹子トンネルができるまで甲州と東京を支える幹線道路として多くの人に利用されていました。 現在は、ほとんど利用する人がおらず、トンネル内も真っ暗でかなり恐いです。 平成11年に登録有形文化財に指定されています。 今来たところへ戻る△ |
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甘酒茶屋跡 笹子峠から駒飼宿方面に少し下ったところ付近に甘酒茶屋なるお店があったそうです。甘酒を出したということですが、きっと大いに繁盛したことでしょう。 今来たところへ戻る△ |
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桃の木茶屋跡 笹子峠から駒飼宿方面に下っている途中、この辺りに桃の木茶屋なるお店があったそうです。登る人も下る人もちょっと休憩したくなるポイントにありました。 今来たところへ戻る△ |
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2003.5.30update
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