日常日記


2001年04月01日:No.001日常日記スタート!
2001年04月04日:No.002反応
2001年04月09日:No.003割引切符?
2001年04月13日:No.004東海道マップ
2001年04月18日:No.005東海道を歩いて〜余談その1
2001年05月01日:No.006東海道を歩いて〜余談その2
2001年05月13日:No.007東海道関連書籍
2001年05月21日:No.008源氏と鎌倉
2001年05月27日:No.009気をつけること

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 2001年4月〜5月 

2001年4月1日:No.001日常日記スタート!
 毎日、何気なく過ごしていますが、東海道を実際に歩き始めてから、たびたび東海道関連のことを耳にするようになりました。もちろん、それは自分が実際に歩いていることや、そのことに興味を示していることも無関係とは言い切れませんが。
 そうしたことを含めて、普段何気に思ったことをここにつらつらと書いていきたいと思っています。旅の記録を書いたページ(放浪日記)と違って、ここは毎日の生活におけることの中で、東海道に関わりのあったことを書いていこうと思っています。
 ですから、はっきり言ってしまえば、私の周りの人の反応や新聞などメディアのこと、そして旅の余談みたいなものも不定期に書いていきたいと思っています。
 良かったらたまに覗いてみて下さい。
 おそらくここが一番管理人の「地」が出るところになると思います。

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2001年4月4日:No.002反応
 東海道を歩き始めてから2ヶ月が過ぎました。なかなか休みがとれなかったことや、足を痛めていたりしていたため、未だ神奈川を脱出できていません。
 東海道を歩くにあたっては、当然の如く職場の人には話をしてあります。その職場の人が休み明けになると必ず「今週は歩いたの?」と聞いてきます。関心を寄せているというのもあると思いますが、やはり私としてはこうしたことに興味を持ってもらえるのは嬉しい限りです。逆に無反応だったりすると、少し悲しいものがありますが。
 私は、基本的に歴史が好きなので、こうしたことを率先して調べたりするのですが、そうしたことにも興味をもってくれている人が周りに多く居り、こうした環境に居られることに感謝しなければいけないのかもしれません。
友人関係に話をすると(と言っても一部の人にしか話をしていないのですが)、「え〜!?歩いているの?」と皆驚きます。自分からしてみると、別になんのことはなく、普段歩いていることの延長上ぐらいの感覚なのですが、どうやら普通と違う感覚のようです。
 次回の放浪は、いつになるかわかりませんが、いよいよ東海道でも有数の難所である箱根越えです。無事越せることを祈ります。

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2001年4月9日:No.003割引切符?
 先日、つひに箱根越えに成功しました〜わーいっ!
 さすがに、きつかったです。史上最高の距離を歩いたのに加えて、山の上り下りは膝にきました。今日も足がガクガクいってます(笑)
 しかし、サクラの咲いている時期にギリギリ間に合ったという感じで、三嶋大社は葉桜になりかけでしたが、まだまだきれいな花びらを見せてくれました。ちょうど日が良かったらしく、同大社でも箱根神社でも結婚式を挙げていました。
 帰りに、三島駅から帰ろうとして、新幹線の切符を求めようとしたのですが、例のJRの割引になる切符を今後活用していこうと思って、その旨を購入する際に告げたのですが、なんと往復でしか使えない、だからここじゃ買えないんだよ・・・と尊大な態度で駅員に言われました。その駅員の態度にも腹が立ったのですが、何よりもJRの融通のきかなさといったら。往復同じ駅を利用するとのことなのですが、今回のように箱根越えをしたときは、行きは小田原駅、帰りは三島駅と、どう考えても同じ駅を利用することが出来ないこともあるのです。出来れば、片道販売をしてくれればいいのに・・・。
 使えそうで使えなさそうな切符です。もともと割引切符など無いものだと思っていたので良いのですが、少し期待していただけに残念でした。
 愚痴ってしまいました・・・が、思っていることを書いただけなのでご了承下さい。
 しかし、いよいよ静岡に突入しました。この先が益々楽しみになってきました!

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2001年4月13日:No.004東海道マップ
 今日、家に帰ってみると一通の郵便物が届いていました。
 封を開けてみると、中には「近江東海道中絵巻」と題した東海道マップが入っていました。先日、これを作成している‘近江歴史回廊推進協議会’に電話をして、一部送って頂きたいと頼んでおいたのです。電話でも非常に良い応対をしていただき、今日頂いた封の中にも丁寧な送付状もあるなど、その親切さに感動しました。
 そして、肝心の地図はどうかというと、これがまたすごく綺麗で見やすくわかりやすいものでした。これを無料で配っているとは、協議会さんの太っ腹ぶりが嬉しい限りです。ちなみに、この‘近江歴史回廊推進協議会’は滋賀県の県民文化課という中に設置されているようです。
 滋賀県と言えば、東海道の中でも終盤であり、この頂いた地図はまだ活躍できないですが、いずれは通過する場所、大いに活用したいと思っています。
 お電話ではお話出来ませんでしたが、担当の深井さんありがとうございました。

<「近江東海道中絵巻」問い合わせ先>※H19(2007)10.29問い合わせ先変更
近江歴史回廊推進協議会(滋賀県県民文化課内)→近江歴史回廊推進協議会((財)滋賀県文化振興事業団内)
担当:深井さん
電話:077-528-4632 FAX:077-528-4960→TEL:077-522-6268
ホームページ:http://www.shiga-bunshin.or.jp/rekisikairou/

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2001年4月18日:No.005東海道を歩いて〜余談その1
 すっかりUPするのが遅れています。ぼちぼちと更新していく予定なので、ぼちぼちとお待ち下さいね。
 先日の箱根越えでの余談。って、まだ放浪日記もUPしていないのに・・まあいいか。
 湯本から箱根までを東坂、箱根から三島までを西坂と呼ぶのですが、東坂の石畳の敷かれているある箇所で、畑宿に至る少し手前の所で、何故か木が根本から折れて倒れていました。折れた根本を見てみると、まだ新しいことから最近折れたものだと判明できました。
 数日前の天気を思い出してみると、そんなにひどい天気は無かったと記憶しています。では、何故なのでしょうか・・・動物が倒したにしては納得がいかないし・・・謎を残したまま、その場所を後にしましたが、結局今でも謎のままなのです。
 ちなみに、西坂の箱根宿を過ぎて静岡県との境にある箱根峠に向かう途中では、あまり人が行き来しないためか、草がボウボウのところがあり、「あ〜あまり人は利用しないのだなぁ」と思って道を歩いていました。ただ、箱根峠を過ぎ、静岡県に入った後は、快適に歩くことが出来ました。静岡県の取り組みは素晴らしいですね。これからが益々楽しみになってきました。


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2001年5月1日:No.006東海道を歩いて〜余談その2
 東海道放浪もいよいよ静岡県に突入しています。といいつつ、HPの更新はさらに怠ってしまっていますが・・・
 先日も休みを利用して歩いてきました。何事もなく歩いているときは良いのですが、お腹が空いてきたり、のどが渇いてきたり、トイレに行きたくなってきたりしたときは、考えているのはそのことばっかりです。この間もその典型でした。
 途中までコンビニや自動販売機がたくさんあったのに、急に出会わなくなったのです。そうするとよけいに喉が乾いてきます。結局、ゼーハーゼーハーいいながらようやく自動販売機に出会えた瞬間というのは、何物にも代えられませんね。その時、ふと気づいたのです。
 静岡県の自動販売機は「コカコーラ」「ダイドードリンコ」そして、「アサヒ飲料」の3社が主要なのです。もちろん、コンビニには他社の飲み物も売っているのですが、自動販売機は上記3社がほとんど。確かに、コンビニにおいても地方によって勢力が変わってくるだろうし、自動販売機においても同じ現象が起きてもおかしくないと思います。
 喉が乾いてしょうがない前にふと思った出来事でした。
 それから、別にヒイキしているわけではありませんが、コンビニ「ミニストップ」のおにぎり‘そばめし’はかなり美味しかったです。


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2001年5月13日:No.007東海道関連書籍
 今年は、東海道制が布かれてから400年目に当たります。そのため、どこの市町村においても、企業においても、東海道に関連するところは色々と企画をたてたり、イベントを行ったりしているようです。そして、もう一つ思うこと、それは最近東海道関連の書籍が増えたことです。
 果たして、自分が東海道を歩いているから自然と目に止まるようになったからなのか、それともこの時期に合わせて本を出しているのか・・・おそらく両方だと思いますが、それにしても急激に増えましたね。
 私は、結局1冊しか購入していないのですが(雑誌です)、図書館等で調べてみても結構置いてあります。もちろん、勉強のため借りてきて読んでいるのですが、これがなかなか良いものもあれば、イマイチのものもあるわけで、まさに十人十色と言ったところでしょうか?って、ちょっと意味が違いますね(笑)
 先日も、新聞を見ていたら、新聞の下部広告欄に雑誌発売の広告が載っており、総力特集みたいな感じで、東海道五十三次を特集していました。おそらく今年いっぱいは続くと思われ、実際に旅をしている人間にとっては、多くの情報を仕入れやすくなるので喜ばしいことであります。
 これからも、良い本が出てくることを期待していま〜す!


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2001年5月21日:No.008源氏と鎌倉
 今、司馬遼太郎氏の小説「義経」を読んでいます。義経は、ご存じの方が大半だと思いますが、鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟です。義経は、その言動からどうしても悲劇の武将として扱われていることが多いようです。おそらく、その最後がどうなったかというのが確認されていないというのが大きな要因かと思います。
 そうしたことに関連して、鎌倉に近い藤沢では義経関連の史跡や神社などが点在しています。ただし、どれもこれも伝説に過ぎないのですが、逆に言えばそれだけカリスマを持った武将であったと言えますよね。
 彼は、一時期奥州は藤原氏に厄介になっていたようですが、是非一度平泉は訪れてみたい場所であります。義経に関わるものは、何か残っているのでしょうか?そういえば、ちょっと話がずれるかもしれませんが、北海道の積丹から義経は海外へ脱出したとかしないとか、本で読んだ記憶があります。
 冒頭、今義経を読んでいると書きましたが、今現代の人々が使っている「一生懸命」という熟語、本来は「一所懸命」であり、その語源は鎌倉から発しているんですね。前に聞いたことがあった気がしますが、なるほどなぁと考えさせられてしまいました。いわゆる「いざ鎌倉」の精神が生きているのと同じ考えだと思えば分かりやすいでしょうか?
 東海道と言っても、実際に江戸時代ではない出来事にも遭遇できるのです。ああ街道やいと奥深し。


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2001年5月27日:No.009気をつけること
 昨日、今日と2日かけて放浪に行ってきました!今回は、藤枝から入りまして見附(今の磐田市)まで歩いてきました。この放浪記は、いずれHP上で公開致します。が!いつだと断言できないのがいとくやし・・・。
 この東海道放浪をしていることを、会社の人や友人達の何人かには教えてあるので知っているのですが、皆そろって同じことを言ってくれます。

 「気をつけて」

 みんな心配してくれてるんだ・・・すっごく嬉しいんですけど、皆がいう「気をつけて」は、私が思っていたものと異なっていました。色々と話を聞いていると、‘車などに気をつける’のではなく、‘路上で襲われないように気をつける’ということなのです。皆が皆同じことを気遣っているというのが、いかに今の世の中が腐ってきているかという証明にもなると思います。
 幸いなことに、変な人には会いませんでした。それどころか今回の放浪では、たくさんの人に触れ合いました。皆良い人ばかりで良かったです。これから先、どんなことが待ち受けているかわかりませんが、「旅は道づれ、世は情け」とも言いますし、あまり悲観的にならずに歩いていきたいと思っています。
 というより、なることは無さそうです。


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