東海道を歩く(東海道五十三次) / 写真館 | |
長良川河口堰(桑名宿) |
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桑名宿横を流れている長良川の河口付近に見られるこの物体・・・はて、なんでしょう? はい、答えは「長良川河口堰」です。この河川にこの物体が出来た背景を簡単に説明します。 昔から木曽川三川(木曽川・長良川・揖斐川)は分流工事や堤防強化、さらにダム建設などの治水工事がなされてきました。しかし長良川は、ダムを造る場所が少ないことから一旦大雨が降ると大洪水となって周辺の人々に水害を与えてきました。このため、長良川の川底を掘り下げ、大洪水が来ても水を低く流して水害が起きにくくすることにしました。 一方、長良川の川底を掘り下げると、洪水は安全に流せるかわりに、塩水が今までよりも上流にさかのぼってきてしまいます。そして、長良川から取っている水に塩分が混じったり、周辺の田畑にも塩分が入り、稲や野菜に悪い影響をあたえることになります。長良川河口堰は、このような悪い影響が出ないよう、ふだんはゲートを降ろし塩水のさかのぼりを止め、洪水のときには堤防より上にゲートを上げて洪水を安全に流しているのです。 (撮影:2001.12.15|三重県桑名市) 今来たところへ戻る△ |
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2002.8.19update
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