#第12日目|中津川−妻籠 平成18年(2006)5月3日(水) 天気:快晴
■半年ぶりの中山道放浪
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■中津川駅からスタート! 名古屋駅で在来線に乗り換えたのち、前回の終着点・中津川駅に到着。トイレに立ち寄り、万歩計をリセットしていざ出発!(9:27) |
中津川駅 |
花水木 |
旧道 |
高札場跡 |
そのまま登り坂を進み、大通りをまたいで反対側に。カキツバタ(かな?)を横目に、少しだけ石畳の道をゆく。雰囲気が出てくるぜぃ!その他芭蕉句碑などを見つつ、右に左にジグザグに登り坂が続く。登り切ったところ右手に旭ヶ丘公園。今は、まだ歩き始めだから元気だが、この登りが歩きの終盤に来ていたら応えるなぁ・・。 |
街道風景 |
石畳 |
芭蕉句碑 |
旭ヶ丘公園 |
尾州白木改番所跡石碑 |
芝桜 |
トンネルをくぐる |
常夜灯 |
■石仏群と枝垂れ桜 街道から離れて、常夜灯横をすり抜けると地蔵堂があり、その奥に大小様々な石仏群が見られる。そして、その石仏群や地蔵堂などを上から包み込むように巨大な枝垂れ桜が植わっている。この枝垂れ桜、新緑の姿も迫力があったが、是非桜の花咲く時期に訪問してみたいと強く思った。ちょっと小さめの写真なのでわかりづらいですが、街道まで枝がはみ出している迫力は、一見の価値あり! |
■登って下って登って・・ 石仏群と枝垂れ桜を後にすると、いったん下って再び登り坂となる。その途中、左手にお城のような建物が見える。つい先日、未成年による痛ましい事件が起きたところだ。二度とこのような事件が起きないことを祈りつつ・・・。 |
事件が起きた場所 |
気持ちよい道 |
子野一里塚跡 |
急な登り坂 |
■新緑と与坂立場跡 歯を食いしばって坂道を上りきると、左手に与板立場跡の石碑と、その奥になかなか立派な家屋がある。ここでちょっと一休み。繰り返しますが、西から来る人は、ここまでの坂道要注意です。結構な角度ですぞ。 |
■気持ちよい空間に遭遇っ 喉を潤しながら、しばし休憩できたので、再び出発! |
■街道に彩りを添える風景 下り道の途中から、かつての旧道が失われてしまっている。というわけで、現代の道をそのまま下ると、国道にぶつかる。 |
■落合宿をゆく 落合宿は、鉄道駅、国道から逸れたところに位置しており、大規模開発の波の影響は少なかったようだ。それがためか、車の往来も少なく、人通りも少なかった。が、それが功を奏して、とても落ち着いた街並みを堪能することが出来た。 |
井戸 |
松が植わる落合宿街並み |
落合宿街並み |
宿入口に見られる常夜灯 |
■落合宿を抜けると自然風景が 常夜灯を左手に見るところで落合宿を抜けて次の宿場を目指す。車通りのある道を横断し反対側に。右手に高札場跡の石碑を見つつ、なかなかよさげな集落の中をゆく。この集落を抜けると、今度は周りを自然に囲まれた道をしばらく歩くことになる。道ばたに咲くタンポポやその蜜を吸いにやってきた紋白蝶、左手に落合川、右手に道標などを見つつ、落合川にかかる下桁橋の上から滝を望んでみる。水がきれいだなぁ〜。 |
高札場跡 |
タンポポと紋白蝶 |
道標 |
落合川 |
■今昔木曾街道六十九次−落合− 広重が描いた落合宿の絵は、木曽路を越えていよいよ美濃路最初の宿場へ入るような風景を、手前に落合川&下桁橋、後方に恵那山を取り入れて描いているが、現在は高低差の関係(又は絵を描いた構図の関係)で、同じ風景を写真に収めることが出来る箇所はない。よって、落合川と恵那山はあきらめ、西から落合宿方面を望んだ写真を撮影してみた。 |
■登り坂をゆく 落合川を渡ると、登り坂が続く。今日は、この後十曲峠、馬籠峠が控えているわけだが、果たして最後まで足がもつのか心配になりつつも、高台から望む気持ちよい風景や菜の花+八重桜の春の風景などを堪能しつつ、一歩ずつ着実に歩みを進めていく。 |
眺め良し |
春の風景 |
医王寺 |
石畳 |
■落合の石畳 久しぶりの石畳との遭遇である。琵琶峠の石畳以来・・かな。 |
■これより木曽路 石畳をぬけると、左右にこんもりとした新茶屋一里塚がある。右側の一里塚の隣には、「是より北 木曽路」と書かれた石碑が建てられているが、ここで柏原宿と今須宿の間にある寝物語の里から続いてきた「美濃路」に別れを告げ、いよいよ中山道の真骨頂といえる「木曽路」に突入するのだ。この石碑の文字は、この先の馬籠出身の作家・島崎藤村の筆によるもので、完成は昭和32年(1957)である。が、碑が完成した時、すでに藤村はこの世の人ではなかった。 |
■西から東へ続く道は、基本的に登り坂 今日は、実に半年ぶりの街道歩き、そして道中見どころが多々あることもあって、朝からテンション高めだが、先ほど木曽路に入ってからさらにヒートアップ。よさげな田園風景や家屋、彩りが美しい芝桜などを見つつも、目前に迫ってきた馬籠宿が脳裏をチラホラとかすめ始める。ちなみに、よさげな家屋前の池でカエルを発見し、友人Nと共に、しばし観察タイム。 |
振り返って |
田園風景も |
よさげな家屋も |
芝桜 |
よさげな街並み |
諏訪神社 |
馬籠城跡 |
恵那山と田圃 |
■馬籠宿をゆく ここまでの情緒溢れる街道から一変して、馬籠宿は、一般的な観光地と化していた。「なんだこの人だかりは」、と思わず口に出して叫んでしまったほどだ。 |
時刻はお昼過ぎ。宿場内を適当にぶらついた後、適当なお店に入り、馬籠名物のお蕎麦と五平餅を頂く。くるみやゴマをすりこんだみそだれが香ばしい五平餅が美味しかったぁ〜。お店を出た後、先ほどぶらついている途中ですれ違った人が食べていたおやきが気になり、昼食をとったばかりなのに再び購入。私は、定番の野沢菜。友人Nはかぼちゃ。普通のおやきと違い、パン生地を用いたおやきだったが、これもまた良し! |
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2006.6.17update