東海道を歩く(東海道五十三次)

 ◆特集!舞坂をゆく◆


東海道筋のお薦めスポット第4弾です!
今回は、東海道沿いの気持ちの良い街道筋の一つ、舞坂宿周辺です。私が東海道筋でお薦めコースを挙げるとしたら、この付近もその一つに含まれるでしょう。なにしろ歩いていて気持ちが良いのです。日本橋から京方面に歩いた場合ですと、舞坂の松並木が延々と続き、それが終わると、今度は舞坂宿の史跡などが目にとまり、締めは舞坂宿脇本陣と、見どころも満載です。
これまでの特集と同様に、これまでの未発表の写真及び地図を掲載致しました。ごゆっくりと舞坂宿を堪能してください!


舞坂宿周辺MAP
※MAP上の番号は、おおよその撮影場所で、下の写真の番号と一致しています。


 舞坂の松並木
舞坂の松並木のはじまり〜 これが舞坂の松並木だー 松の右が歩道
1.舞坂松並木の入口
〜前方に松並木が見えてきました〜
2.舞坂松並木
〜これが舞坂の松並木ですっ〜
2.舞坂松並木
〜松も太く立派です〜



上を見上げてみました かつての舞坂橋跡 振り返っても松並木は永遠に続くかと思えるほどでした
3.舞坂松並木
〜上を見上げてみました〜
3.舞坂橋跡
〜かつてここには橋がありました〜
4.舞坂松並木
〜歩いてきた並木を振り返ります〜



 舞坂宿周辺
松並木の終わり付近にあった渚小僧の像。 かつての舞坂宿の入口 一里塚跡。道を挟んで反対側にはポケットパークが整備されていました
5.渚小僧
〜海の底に済む渚小僧の像〜
6.見附石垣
〜かつての舞坂宿の入口〜
7.舞坂一里塚跡
〜江戸から67里(約268km)目〜



舞坂宿の街並み 舞坂宿の街並み かつての脇本陣跡を復元させたものです。無料で見学できるのが嬉しいですねー
8.舞坂宿
〜舞坂宿内の街並み〜
9.舞坂宿
〜さらに西に進むとこんな感じ〜
10.舞坂宿脇本陣
〜貴重な歴史資源。無料見学可〜



書院棟上段の間 ここで旧東海道は船旅・・・・道は切れてしまいます かつてはここから次の新居宿まで船旅でした
10.書院棟上段の間
〜脇本陣内の貴重な遺構〜
11.浜名湖
〜奥に見えるは浜名バイパス〜
12.渡船場北雁木
〜ここから船を使って次の新居宿へ〜




舞坂宿周辺についての所見
歩いていて気持ちが良いっ
舞坂宿は、日本橋から数えてちょうど30番目の宿場町でした。現在は、字を変えて「舞阪」という町になっていますが、かつての宿場の名残がところどころで見られます。特に圧巻なのが、宿場の手前の旧東海道沿いに続いている舞阪の松並木。約340本の松が所狭しと街道脇に延々と続いており、気持ちがとても安らいでいきます。かつては、街道沿いに多くの松が植わっていたと思いますが、現在では見られるところが限られており、この舞阪のその中の一つとなっています。だからこそ、松並木のありがたみが感じられるような気がします。
注目は舞坂宿脇本陣
上記松並木の他に、もう一つ貴重な歴史的遺構が、舞坂宿には存在しています。それは、舞坂宿脇本陣です。旧東海道では、この舞坂宿にのみ脇本陣が現存しているとのことで、しかも無料で見学できるのが魅力的です。さらに、内部の写真撮影も可でした(ただし、私が訪れたのは2001年9月23日なので、それから変わっているかもしれません)。
こうした歴史資源に直に触れることができるのは、やはり貴重であり、訪問することをお薦めしたいです。そこで思いを巡らしながらかつての旅人の気分になってみるのも一考です。なんにせよ、楽しんだもの勝ちです。そして、この舞坂宿周辺は、その楽しみが満載のスポットなのです。


トップページ東海道を歩く(東海道五十三次)>特集!舞坂をゆく