東海道を歩く(東海道五十三次) / 写真館


宇津ノ谷峠手前の集落


宇津ノ谷集落(丸子宿〜岡部宿間)
車の往来の激しい国道一号を逸れた後、目の前に現れたのは静かな山あいの集落でした。国道開発の影響を受けずにここまできた集落全体の雰囲気が、とても落ち着いており良い雰囲気を醸し出していました。
その昔、豊臣秀吉が小田原(北条家)攻めに向かう途中、この峠の集落を通りかかり、その一軒「御羽織屋」の主人にわらじを所望したところ、三足しかよこさず、一足足らないと秀吉が憤慨すると「残りの一足は私が預かって戦勝を祈っています」と主人が言ったため、秀吉はその心意気をよしと思い、自ら着ていた陣羽織を褒美に与えたという伝説が残っています。
(撮影:2001.05.05|静岡県静岡市)

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2002.3.8update


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